DVD『草原の実験』鑑賞/雑感

2016年05月07日 00:22

ispytanie

『草原の実験』(原題:Ispytanie)、2014年製作のロシア映画。同年の東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最優秀芸術貢献賞を受賞していて、2015年9月に劇場公開、今月DVDがリリースされた。

ロシアの新鋭監督アレクサンドル・コットが、旧ソ連のカザフスタンで起きた出来事に着想を得ていて、一切セリフが無く、計算され尽くした美しい映像の積み重ねに、自然の音響と音楽のみで物語が静かに進行していく。

ロングショットとアップの絶妙な組み合わせ。美しい少女の存在感。草原に突然、単発の飛行機が登場するシーン。…まるで異世界のファンタジーを観せられているかのように蠱惑的だ。

宣伝に謳われている"衝撃のラスト"については、既に各所で書かれているので、敢えてここでは触れないが、ミステリーでの"衝撃のラスト"と違い、判っていても鑑賞上、問題は無い。
旧カザフスタンと邦題名(原題のIspytanieはテスト)で、容易に推理可能なラストではあるが、それでも衝撃度は凄まじく、そのシーンさえ美しい、と言う凄い映画であった。

『草原の実験』日本語オフィシャルサイト


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