オンデマンド『オデッセイ』鑑賞/雑感

2016年05月05日 08:31

『オデッセイ』(原題:The Martian)、ブルーレイ&DVD発売は6月3日だが、既にオンデマンドでの先行デジタル配信が、各サイトで行われている。

"オデッセイ"なんていう適当な邦題が付けられているが、アンディ・ウィアーの「火星の人」が原作で、映画のタイトルも"ザ・マーシャン"である。…監督はリドリー・スコット、主演マット・デイモン。

宇宙版"ロビンソン・クルーソー"と評される傑作ハードSFが原作で、調査中に嵐に襲われ遭難してしまい、死んだと思われ置き去りにされてしまう男の話。探査機が来るのは4年後、水も酸素も食料もない星で、彼は生き延びられるのか…。

さすが、リドリー・スコットの安心感で観ていられる作品で、まぁまぁ面白いのだが、彼の宇宙物だと思って従来のサスペンス感を期待すると物足りなさが残る。
如何ようにも悲壮感漂わせて作れる物語を、ここまでポジティブに見せられると、もう少し、ハラハラ、ドキドキさせて欲しかったと思ってしまう。
NASAの協力で結構リアリティー有り、と見せておいて実は、かなり非現実的な物語なので騙されてはいけない。

まぁ、個人的には終盤近くで中国の宇宙技術に助けられる部分の挿入が、あらら此処にも中華資本の進出の影が…、と不満というか、違和感というか、気になった。
ここ最近の、ハリウッド映画の中国への気を使い過ぎな現象、何とかならんか。

『オデッセイ』日本語オフィシャルサイト


コメント

  1. MK | URL | -

    中国ネタ

    あの中国ネタは米国でも日本でも「また中国資本に媚びる展開か…」と言われていましたが、実際は原作がああいう展開になっていたそうです。そして、原作があそこで中国を出した理由としては「現在〜近未来の世界で宇宙開発に積極的に投資している国をリアルに考えれば、(ロシアでも日本でもなく)中国を出すのが妥当」ということだそうで、そう言われると(日本人としては残念ですが)ぐうの音も出ないというのが私の感想でした。

  2. Doctor Coelacanth | URL | mQop/nM.

    Re:中国ネタ

    MKさん、ご指摘ありがとうございます。
    そう言う事だったとは、いかん…当方の早トチリでしたね、

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