2016年03月26日 00:00

30数年前の作品をサム・ライミが製作し、スピルバーグとロバート・ゼメキスが製作総指揮を手掛けたフルCGアニメ「モンスター・ハウス」の監督だったギル・ケナンが監督。
2015年5月に全米で公開されたが、日本での劇場公開は無く、今月にオンデマンドでのレンタル配信が開始された。…尚、DVD発売は来週4月2日となっている。
オリジナルはスピルバーグのSF的発想と、トビー・フーパーの悪趣味を混ぜたエンターテイメントで、当時としてはかなりヒットした作品で、シリーズが3作まで作られたが、どちらかというと、出演者が次々と亡くなるという事件に話題が先行し、呪われた映画云々として有名になってしまった作品でもある。
今回のリメイクも基本的にオリジナルと同設定ではあるが、細部で相違点がある。霊媒師が男性だったり、少年が半主人公的に設定されたりしている。…後は30数年の時間差から、Tvが液晶になり、iPhoneやドローンが登場し、3DマップやGPSが調査に使われたりするが、これらを充分に活かしきれたストーリーにはなっていない。…一応、時代が変わってるんだから出しました、程度である。
ホラー作品と言うよりは、家族向けオカルト映画で、怖さは無く、物足りなさが残る作品。個人的には、あちら側の世界をもっと映像で表現して欲しかった。
◎『ポルターガイスト』20世紀FOXオフィシャルサイト。
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