DVD『ハイネケン誘拐の代償』鑑賞/雑感

2016年01月16日 00:07

1983年に実際に起きたオランダのビール会社「ハイネケン」の経営者の誘拐事件を映画化したベルギー・イギリス・オランダ合作の犯罪サスペンス映画、『ハイネケン誘拐の代償』(原題:Kidnapping Mr. Heineken)。

監督はスウェーデン出身の映画監督で「ミレニアム」シリーズを撮っているダニエル・アルフレッドソン。大富豪ハイネケンを演じるのはアンソニー・ホプキンス、誘拐犯グループにジム・スタージェス、サム・ワーシントン、ライアン・クワンテン等がキャスティングされている。

幼なじみで、犯罪は素人の5人組が、ビール王ハイネケンを拉致して23億円もの身代金強奪を実行した実際の事件を描いているのだが、予告編やCMのイメージでは、アンソニー・ホプキンスが誘拐されながらも、犯人達を翻弄し、駈け引きで首位に立つイメージだったが、そんな事は無く、百戦錬磨の老経営者対素人犯罪集団という構図には、それほど重きは置かれていない。…終始、余裕ある態度で犯人達と向かい合いはするが、それだけである。

ハリウッド的な誘拐劇を期待すると完全に裏切られるが、ひたすら犯人の側からドキュメンタリー的に描かれ、如何にもヨーロッパ的な、地味な映画で、この展開を楽しめるか、どうかで、観客の評価が分かれる。

アンソニー・ホプキンスの "裕福には二通りある、莫大な金を手にするか、大勢の友人を持つかだ、両方はあり得ない" という言葉が、そのまま、この作品の言わんとするところになっている。

『ハイネケン誘拐の代償』日本語オフィシャルサイト


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