DVD 『ホーンズ 容疑者と告白の角』鑑賞/雑感

2015年11月14日 00:04

モダン・ホラーの帝王と言われるスティーヴン・キングに対して、その息子ジョー・ヒルはモダン・ホラーの貴公子と呼ばれている。そのジョー・ヒルの2010年の作品「ホーンズ 角」(邦訳小学館文庫)の映画化作品、『ホーンズ 容疑者と告白の角』(原題:Horns)。

主演が「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフという事で宣伝公開されたが、原作がスティーヴン・キングの息子だという事は大きくは取り上げられていなかった。
最も、ジョー・ヒル自体、デビュー当時はキングの息子だという事実を、ひた隠しにしていて、デビュー時から、ブラム・ストーカー賞、英国幻想文学大賞等を受賞するも自身の素性を明かさなかったが、雑誌の暴露記事が発端で、発表に至った、という経緯がある。

監督は「ヒルズ・ハブ・アイズ」とか「ミラーズ」等、ホラー映画を主に撮るアレクサンドル・アジャ。イライジャ・ウッドが主演した「マニアック」では製作と脚本を担当している。
兎も角、変な映画である。恋人殺しの容疑者をかけられた主人公の頭に角が生え始める、その角、人々に真実を語らせるパワーを秘めていた。

‥で、先ずは「スタンド・バイ・ミー」を思わせる少年期の逸話から始まり、主人公が真犯人を捜すサスペンス・ミステリーのようになり、結構、監督の好みか下世話なコメディっぽい場面が挟まれたり、犯人捜しの推理を楽しめさせる気も無く、真犯人判っちゃって、あぁ、これ、ラブストーリーなんだと思えば、終盤、矢庭にダーク・ファンタジーが展開。

詰め込み過ぎの幕の内弁当状態で、それが、かなり面白い味わいの映画になってるんだけどね。でもラストの警官の顔面破壊シーンが、自主規制されてるとか…は、どうなんだろう。 まぁ、オジさんがズボン下げてぼかしが入るのは、一向に構わないんだけどね…。
兎も角、変な映画である。

『ホーンズ 容疑者と告白の角』日本語オフィシャルサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://coelacanthnote.blog9.fc2.com/tb.php/1142-9f485484
    この記事へのトラックバック


    最新記事

    プライベートリンク

    ------------------------------------------------------------