DVD 『ルックアウト 見張り』 鑑賞/雑感

2015年11月05日 00:10

スコット・フランク、ハリウッドの脚本家で映画プロデューサー。「マイノリティ・リポート」「ザ・インタープリター」等の脚本を手がけているが、監督を担当した映画作品が二本ある。
その最初の作品がこの『ルックアウト 見張り』(原題:The Lookout)で、二作目が今月 Blu-ray&DVD が発売になった「誘拐の掟」である。
…で、「誘拐の掟」を取り上げる前に、順番として、この作品を取り上げてみる。

2007年の作品で、主演がジョゼフ・ゴードン=レヴィット。彼が20歳の時に撮られている、「インセプション」や「ダークナイト ライジング」でクリストファー・ノーラン作品に出て知名度が上がるのは、この3~4年後になるので、何しろ初々しく若い。 さらにこの後、彼が監督・脚本・主演で「ドン・ジョン」なるエロティック・コメディを撮るとはね…、

こちらの彼が演じるのは、交通事故の後遺症で短期間しか記憶を保つことが出来ない青年役、毎日の行動をメモに書き記しながら生活している。いみじくもクリストファー・ノーランの「メメント」を想起させるが、あんな巧緻な設定は無い。

但し、こちらも犯罪映画ではあるが、銀行強盗を持ちかけられ利用される主人公が、かっての事故で同乗していた女性の幻影を、たびたび視るシーンが挟み込まれる事で、青春映画のようなセンチメンタルな面を併せ持ち、それがこの作品の独特の持ち味でもあり、欠点にもなっている。

冒頭の蛍が飛び交う事故前のシーンとか、降りしきる雪のシーンとか、巧い監督だな、とは思ったが、全体のまとめ方が手慣れていない感じで惜しかった。


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