DVD『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』鑑賞/雑感

2015年10月10日 00:13

"コンピュータの始祖、アラン・チューリングの映画"として当サイトで紹介したのが丁度1年前の2014年10月になる。今年3月日本での劇場公開があり、今月2日に Blu-ray & DVD が発売された『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』(原題:The Imitation Game)。

コンピュータの祖、人工知能の父とも言われる天才数学者アラン・チューリングを描いた初の映画で、チューリングを演じるのがベネテクト・カンバーバッチ、監督は「ヘッドハンター」のモルテン・ティルドゥム。
…そして何よりも素晴らしいのが、アカデミー脚色賞を受賞したグレアム・ムーアの脚本だ。彼はシナリオ以外にも製作総指揮を担当している(こちらのWIREDの特別ページにグレアム・ムーアの寄稿の邦訳があるので是非参照されたい)

そして、もうひとつ、こちらのサイトでは、カンバーバッチが、今だからこそ映画で伝えるべきアラン・チューリングの人生について言及している。

…この二人の言葉が、この映画の全てを語っている。
これはもう、脚本家グレアム・ムーアと俳優ベネテクト・カンバーバッチの二人の作品だと言ってもいいと思う素晴らしい映画だ。

そして映画はエンドクレジットが流れる前に、こう結ぶ。
「アラン・チューリングは1954年6月7日 自殺した、41歳だった(中略) エニグマの解読は戦争終結を2年以上早め、1400万人以上の命を救ったと歴史家たちはみている。この事実は50年以上も政府の機密扱いだった。彼の成果が"チューリングマシン"の研究へとつながった」
「今、我々はそれをコンピュータと呼ぶ」。

『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』日本語オフィシャルサイト


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