DVD『ゼロの未来』鑑賞/雑感

2015年10月03日 00:01

テリー・ギリアム監督作品、『ゼロの未来』(原題:The Zero Theorem)。
Blu-ray & DVD の発売は来月11月初めだが、大手ショップで既に先行レンタルされ始めた。

原題は"ゼロの定理"だが、邦題はどういう訳か"定理"が"未来"になった。「未来世紀ブラジル」だって原題は"Brazil"だから、日本の配給会社は"未来"をつけたいらしい。

この監督、一部に熱狂的な信者がいるのだが、当方は、それほど入れ込む気は無い、「未来世紀ブラジル」や「12モンキーズ」は好きだが、他には好みの作品を挙げられない、近作の「Dr.パルナサスの鏡 」も、ヒース・レジャーの死に合わせ、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルをあてがって無理矢理作った感が否めない。

…で、今回の作品はと言うと、のっけから、クリストフ・ヴァルツが素っ裸で坊主頭で(おまけに腹も出てて)登場するが、彼が外に出た途端、街の描写で、あっ「未来世紀ブラジル」だと思ってしまった(ちなみに、この最初に登場する街のシーンは、ギリアム監督が初めて秋葉原を訪れた時の印象を反映しているとか)。
それからの展開は「未来世紀ブラジル」の焼き直し版だなぁ、と思いながら鑑賞。

相変わらずディストピアな世界観、氾濫する色彩、未来世界に散りばめられた古典的様式美、何処を切ってもギリアム印なのは、相変わらずだが、残念ながら新鮮味は感じられず終い。やっぱり「未来世紀ブラジル」の二番煎じ版でした。

『ゼロの未来』鑑賞日本語オフィシャルサイト


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