DVD『ジャッジ 裁かれる判事』感想/雑感

2015年06月27日 00:04

「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jrと、名優ロバート・デュバルが親子を演じる法廷サスペンス作品、監督は「ゴースト・エージェント R.I.P.D.」のデビッド・ドブキン。『ジャッジ 裁かれる判事』(原題:The Judge)。

法廷サスペンスとしてプロモーションされてはいるが、いわゆる裁判モノのミステリーや推理劇のジャンルとは異なる作品で、裁判劇が主軸にあるが、基本は父親と息子、その家族の再生の物語がメイン。

但し、"何だ、裁判ネタのヒューマン・ドラマかよ"、…と、簡単に片づけて、鑑賞せずに置くと損をする作品である。…ある一家族のドラマがエンタティメント性も含めて展開する物語が、重厚だが重すぎず、その展開に釘付けになる。

映画としては、二大ロバートの演技力を楽しむ鑑賞法もありだが、何せ素晴らしいのは、脚本の出来で、この完成されたシナリオがあれば、監督の力量は二の次になる。
兎も角、こんな出来の良い、寸分の隙もない脚本の作品に巡り会ったのは久しぶりで、後半で収束する物語は、各所に丁寧且つ、さり気なく伏線があって、"うわ~巧いなぁ"と何度か唸ってしまった。

二大ロバートの他にも、出演陣の、いかにもな顔ぶれの揃え方も絶妙で、勿論、法廷モノとしても楽しめ、尚且つ、典型的なアメリカの父と子の関係を描いて見せている、お勧めの傑作。

『ジャッジ 裁かれる判事』日本語オフィシャルサイト


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