オンデマンド『ゴーン・ガール』鑑賞/雑感

2015年03月19日 00:02

『ゴーン・ガール』鑑(原題:Gone Girl)、ギリアン・フリンの原作をデビッド・フィンチャーが映画化し、昨年末に劇場公開され、ベン・アフレックとロザムンド・パイクが主演した話題作。ブルーレイ&DVDの発売は来月4月3日だが、オンデマンドでの配信が、それより早く始まっている。

冒頭、ミズーリの田舎町が、エドワード・ホッパーを思わせるタッチで映し出される。
幸福な夫婦生活を送っていたニックとエイミー夫妻、しかし、結婚5周年の記念日に妻のエイミーが失踪する。キッチンに残った血痕から、夫が疑われ、メディアが事件を取り上げ始める。
フィンチャー監督作への期待が膨らむが、2時間半長尺の前半は、やや盛り上がりに欠け退屈だ。

但し、中盤の展開から、怒濤の面白さが炸裂し、この話、一体何処へ着地するのかと半端ないサスペンス感が横溢、後半は至福の映画体験が待っている。
ネタばれ出来ないので、詳しくは書けない(…と言っても、大きなドンデン返しのオチが控えている訳でもない)が、ある意味、ホラー以上に怖いエンディングが待っているサスペンス・ミステリーでもある。

ベン・アフレックは可も不可もない、いつものベン・アフレックだが、ロザムンド・パイクは、幾多の映画賞で主演女優賞を獲得しているのが納得の演技で、鑑賞中は、ヒッチコック作品に登場する女優を観ている気になる。

そのロザムンド・パイクが、最後に告げる「That’s mariage.」に、鑑賞した既婚男性は、震えあがり、女性はほくそ笑む。
‥作中に出てくる物語「完璧なエイミー」のモデルの、完璧な妻の誕生でもある。


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