DVD『ジゴロ・イン・ニューヨーク』鑑賞/雑感

2015年02月21日 00:04

俳優ジョン・タトゥーロによる監督・脚本・主演作品で、彼の希望でウッディ・アレンを共演に依頼したニューヨークを舞台のコメディ作品。ウッディ・アレンは自身の監督作品以外に出演するのは13年振りだそうだ。
『ジゴロ・イン・ニューヨーク』(原題:Fading Gigolo )。

これはもう、ああだこうだ言う作品ではなく、雰囲気を楽しむアダルト・ラブ・コメディ。
ニューヨーク、ブルックリンの本屋の店主がアレンで、その友人で花屋でアルバイトに勤しむのがタトゥーロ。長年続いた本屋を潰してしまった店主と、定職に就かない男が組んで、ジゴロ(男娼)ビジネスを始めようと思いつく…。

出演陣の使い方というか、配置が面白い、アレンに「私のレズビアンのパートナーとのプレイに男を入れたい」と相談する女医役のシャロン・ストーンは絶妙の嵌まり役で、充分お年とはいえ「氷の微笑」を想起させる美脚を披露するシーンも挟まれる。
シャロン・ストーンのレスビアンの相手がコロンビアの女優ソフィア・ヴェルガラで、この二人の肉食系美人に対して、ユダヤ教の未亡人を演じるのがバネッサ・パラディで、このパラディに一途に思いを寄せるユダヤ教徒が(頑固で堅いイメージの)リーヴ・シュレイバーという、適役と以外性のあるキャスティングがミックスされた面白さで物語が展開する。

勿論、主役二人、アレンとタトゥーロのやりとりは絶妙で、ラストの懲りないエンディングが実に楽しい。
タトゥーロのシナリオに惚れ込んだアレンが、それでも結構、口を挟んだと言うのが、ありありと判るタトゥーロ+アレン映画になっていて、ブルックリンの情景の捉え方のアレン的な側面と、タトゥーロ趣味のバックの軽いジャズと‥を楽しむ大人の映画になっている。

『ジゴロ・イン・ニューヨーク』日本語オフィシャルサイト


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