DVD 『オーヴァーロード』 鑑賞/雑感

2019年09月30日 08:19

どのポスターを見ても、J・J・エイブラムスがプロデュースした旨が唯一の宣伝文句で、監督や出演者の名前さえ載っていない、というB級戦争アクション・ゾンビホラー映画、『オーヴァーロード』(原題:Overlord)。

一応、監督は「ガンズ&ゴールド」を撮ったジュリアス・エイバリー、出演陣は殆ど無名の俳優達で、なるほどJ・J・エイブラムス制作以外に売りのスタッフもキャストも見あたらない(唯一、伍長を演じているのがカート・ラッセルの息子のワイアット・ラッセル)。

1944年、第2次世界大戦時、ナチス占領下のフランスの小さな村を舞台に展開する物語で、ある空挺師団が密命を帯び、ドイツ占領下のフランス・シエルブランという村に降り、連合軍の通信を妨害している教会の電波塔を破壊する任務に付く。

中盤まで、ストーリーは、内やら「地獄の黙示録」的な敵地に少人数で踏み入っていく通常の戦争映画のスタイルの侭で、後半からようやくミッション遂行のアクションと、ナチにより秘密裏に研究されていた千年王国の兵士製造計画で誕生した不死身人間との戦いに雪崩れ込んで行く。

ナチスの秘密計画なるSF的発送の物語は、枚挙にいとまが無い程多く、もはや一つのジャンルと言っていい程で、「ブラジルから来た少年」や「レイダース 失われたアーク」等を除くと、その殆どの作品がB級作品で、この映画も例外では無い。

しかし、このようなクロスオーバー・ジャンルで徹底したB級指向の作品というのは珍しく、そこそこ楽しめる映画にはなっている。

『オーヴァーロード』日本語オフィシャルサイト


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