DVD 『女と男の観覧車』 鑑賞/雑感

2018年12月30日 08:50

ウッディ・アレン監督が2017年に「カフェ・ソサエティ」の次に撮った作品、『女と男の観覧車』(原題:Wonder Wheel)。
主演はケイト・ウィンスレット、共演陣がジャスティン・ティンバーレイク、ジュノー・テンプル、ジェームズ・ベルーシ等によるヒューマンドラマ。

1950年代、ニューヨークのコニーアイランドの遊園地内にあるレストランでウェイトレスとして働き、再婚同士の夫と観覧車の見える安い部屋で暮らしている元女優のジニー。
彼女は夫に隠れ、若い劇作家を目指す男と不倫していたが、ある日、彼女の前に音信不通だった夫の娘が現れ。その日からジニーの何かが狂い始める。

内容はドロドロの三角関係で、ラストは悲劇に突き進む話なんだが、さすがのアレン作品で、安心して鑑賞できる。
ケイト・ウィンスレットの痛いオバさん役の演技の凄さに圧倒されるし、ジャスティン・ティンバーレイクが映画の観客に向かって物語を説明するナレーションとか、ナツメロ的に流れる"kiss of fire"に乗せて、ウィンスレットの息子が放火するシーン等は、もうコメディ。

撮影は「カフェ・ソサエティ」に続いてイタリアの名カメラマン、「地獄の黙示録」「ラストエンペラー」等のヴィットリオ・ストラーロが担当していて、登場人物それぞれの対話シーンに合わせて照明の色を変化させていて面白い。

…しかし、アレンの作品が今後、彼の過去のスキャンダルが原因で、観られなくなるのは勘弁願いたい。

『女と男の観覧車』日本語オフィシャルサイト

本年もご愛読頂きありがとうございました、来年は1月7日からの掲載になる予定です。


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