DVD 『ウエストワールド・シーズン1』 鑑賞/雑感 前回の続き

2018年03月30日 00:11

前回に続いて『ウエストワールド・シーズン1』(原題:Westworld first season)の話。

2017年のエミー賞の受賞は逃したが、その破格の制作費と共に話題になったのが豪華なスタッフとキャストで、アンソニー・ホプキンスとエド・ハリスが出演していて、製作総指揮にジョナサン・ノーランとJ・J・エイブラムスという豪華な顔ぶれで制作されている。

オリジナルの単純明快なエンタティメントと比較すると、複雑であり思索的且つ哲学的で、登場人物もそれぞれに謎が多く、単純に未来の体験型テーマパークを描いた前作とは、まるで違う壮大な作品になっている。

登場するアンドロイドは一昔前の機械仕掛け感はまるでなく、血を流し、苦しみ。喜怒哀楽さえ人間そのもので"ホスト"と呼ばれ、"ウエストワールド"を訪れる人間は"ゲスト"と呼ばれ、ここに、このテーマパークを管理する人間達が加わると、区別がつかなくなる(そこが物語の進行とも関わってくるのだが…)。

殺されたアンドロイドは回収され修理・リセットされて何度も使われるので、一部消去出来ない記憶が残ったりするが、何度も同じエピソードが繰り返されると、どうしても中だるみするので、TVドラマではなく、2時間半から3時間程度の、一本の映画にまとめて欲しかった。

一筋縄ではいかない面白さはあるが、複雑な設定に更に、このテーマパークの30年間の歴史が加わって、時間軸がシャッフルされたりするので、混沌とした印象になり、何度も見直したくなる、という希有なTVドラマであり、面白い。

なお、5月24日からシーズン2の日本配信も決定している。

『ウエストワールド』日本語オフィシャルサイト


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