DVD『アウト・オブ・コントロール』鑑賞/雑感

2016年11月29日 00:19

劇場未公開、DVDダイレクト・リリースのカナダ産映画、『アウト・オブ・コントロール』(原題:88)  。…原題は"88"なんだが、邦題が"制御不能"になっている。この題名、製作中の中国映画にも使われるタイトルなんだけどね。

まぁ、見るからにB級臭を醸し出している雰囲気の作品だが、脇でクリストファー・ロイドとマイケル・アイアンサイドが出ているではないか。…という訳で鑑賞する事に。

クリストファー・ロイドは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」での"ドク"役が有名で、結構、色々な作品に顔を出すが、セス・マクファーレンの「荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~」で、まさかの"ドク"役で登場もしている。
マイケル・アイアンサイドは、クローネンバーグの「スキャナーズ」主演で注目された悪役が多い俳優。

主演の女優も監督も無名なんで、他に期待せずに鑑賞したが、何だ、この滅茶苦茶な作品は。
開始から物語の時間軸がシャッフルされすぎていて訳が判らない、監督は、この手法がスタイリッシュだと勘違いしたまま進行するので、観客は置いてけぼり。
さらに、タランティーノの影響を受けていると覚しきショットの繋ぎ加わり、監督だけが判っていて観客置き去りの物語の暴走が延々と続く。

一応、ラスト近くで、ジグソーパズルよろしく、ばらばらのピースを組み立ててはみせるが、最早手遅れで、グチャグチャのまま物語が終わる。…そういやぁ、冒頭に、主人公が解離性遁走なる精神性疾患で、心的外傷が引き金で、記憶を失い.幻覚を見る事がある、とか説明していたなぁ、と思い出しても、…観客はフラッシュバック過多に疲れて、つまらない作品を観た印象しか残らない。

"アウト・オブ・コントロール"って、この映画の製作方法の事だったのね。

アルバトロス:『アウト・オブ・コントロール』日本語オフィシャルサイト


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