DVD『ファーナス/訣別の朝』鑑賞/雑感

2015年03月31日 00:01

『ファーナス/訣別の朝』(原題:Out of the Furnace)。
リドリー・スコットとレオナルド・ディカプリオが製作で、「クレイジー・ハート」のスコット・クーパーが監督。 主演がクリスチャン・ベールで、ウッディ・ハレルソン、ケイシー・アフレック、フォレスト・ウィテカー、ウィレム・デフォー、サム・シェパード、ゾーイ・サルダナが共演陣という超豪華な顔ぶれで、昨年9月に劇場公開。

溶鉱炉(ファーナス)から常に白い煙が立ちのぼる米ペンシルバニアの田舎町、製鉄所で働く主人公が、イラク戦争帰還兵の弟の起こした事件に関わり、弟を助けるために、地元の犯罪組織に関わって、運命が大きく変わっていく姿を描くクライム・ドラマ。

物語の前半は、兄と弟の底辺の生活が、淡々と描かれ、彼等の生活が破綻する様子を追っていく。これが兎も角、重くて暗いが、俳優陣が全員渋くて重厚で、目が離せない。
鑑賞後は、先日、鑑賞した(同じフォレスト・ウィテカーが出ていた)「ケープタウン」と同様の印象で悪くない、
イラク戦争帰りで精神を病み、金を賭けた格闘技の試合に関わるという話は、「ディア・ハンター」を想起もさせる。

但し、熱を帯びた熱い話を、期待すると、最後までクールに進行する展開に面食らうかも知れない、高栁雅暢の撮影の美しさと、俳優陣の演技を楽しむ作品で、鉄橋上での、主人公とゾーイ・サルダナのシーンの美しさは特質もので、忘れがたい。

『ファーナス/訣別の朝』日本語オフィシャルサイト


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