リドリー・スコット映画化『終わりなき戦い』

2012年12月30日 00:23

リドリー・スコットが、ジョー・ホールドマンのSF小説『終わりなき戦い』(原題:The Forever War)を映画化するとか、したいとか言って、脚本家を探しているとかのニュースはかなり昔から伝えられてきたが、どうやらリドリー・スコットの長年の悲願が実現する事になりそうだ。

一時期、「ブレードランナー」のデヴィッド・ウェッブ・ピープルズの起用が発表されたが、進展せず、今年12月に入ってきた報道では、日本のライトノベル「All You Need Is Kill」の映画化(トム・クルーズ主演、ダグ・リーマン監督で2013年度中に製作予定)で、脚本を担当したD・W・ハーパーの起用が決定したらしい。

で、その『終わりなき戦い』を読んだのは四半世紀前になるが、ヒューゴ・ネビュラ両賞受賞の冠にも関わらず、当時それほど、面白いとは思わなかった記憶があり、今回本棚の奥から出して再読してみた。

トーランなる異星人と、人類との宇宙全面戦争を描いた戦争SFで、当時べトナム戦争を色濃く反映した戦闘シーンが話題になったが、当時はハインラインの「宇宙の戦士」に設定が似ていて、好きになれず、異星人についての描写が一切無く、戦闘シーンのみが延々と続く展開が好みでなかった事を思い出した。

パラパラと抜き出しての再読だったが、矢張り当初の印象は変わらない。但し、今回のリドリー・スコットによる映画化が実現したら、「宇宙の戦士」を映画化したポール・バーホーベンの「スターシップ・トゥルーパーズ」との違いを楽しめると思うので、映画化への期待はある。特に「スターシップ・トゥルーパーズ」では登場しなかったパワードスーツの描写が、こちらは必須なので、そこの映像化の処理に注目したい。

本年はこれが最後の記事になります、それでは、皆様良いお年を。


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