ホラーとSFの傑作2作の映画化企画話-1

2011年01月29日 00:18

個人的に気になっているホラーとSF映画化企画の話題を取り上げてみる。

先ずはモダンホラー小説作品『ハートシェイプト・ボックス』ジョー・ヒル(著)小学館文庫(刊)。
短編集「20世紀の幽霊たち」がデビュー作となるジョー・ヒルの初長編ホラーで、2008年ブラム・ストーカー賞、ローカス賞を受賞している。ペンネームは本名のJoseph Hillstrom Kingを略して、キングの姓を意図的に外したもの。今こそ知れ渡っているが、スティーヴン・キングの息子であり、デビュー時に本人は、親の七光りを嫌い秘密にしていた。

ネットオークションで落札した亡霊つきスーツの恐怖に追われる往年のロックスターが主人公のモダンホラーだが、中身は古典的な幽霊の復讐譚(勿論少々ヒネリが加えられている)。
これは父親キングの作品だと言われても納得してしまう程の完成度を持ち、尚かつキング作品より展開がスピーディだ。

このまま映像化されたら面白いモノが撮れるんじゃないの?って思ってたら、原作出版後、即、ニール・ジョーダンが映画化、2010年公開とかいう企画が出てきて、すごく期待していたのだが、…残念ながら、企画は出てきただけで実現しなかった。遅れてる訳でも無さそうだ。

ニール・ジョーダンについては、昨年6月に、『オンディーヌ』(原題:ONDINE)について紹介したが、この作品の公開時期も未定な上、彼の次回作は「スキッピー・ダイズ」というカトリック校を舞台にしたコメディになるらしいから、『ハートシェイプト・ボックス』が映画化されるのは最早望み薄、と言うか、企画のみで立ち消え状態だ。

ニール・ジョーダンは『オンディーヌ』の公開も心待ちにしているのだが、『ハートシェイプト・ボックス』の映像化か実現しないのは残念だ。


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