マイクル・コナリー「リンカーン弁護士」映画化

2010年11月29日 00:01

刑事"ハリー・ボッシュ"シリーズで知られる米のハードボイルド作家、マイクル・コナリーの『リンカーン弁護士』(原題:The Lincoln Lawyer)が映画化され、予告編が公開された。 予告編はこちらから。

マイクル・コナリーといえば"ハリー・ボッシュ"シリーズが代表作であり、各種の受賞歴があり、我が国でも、[このミステリーがすごい]の海外編ベストテンの常連である。だが、人気がありながらも過去に映画化された作品は、クリント・イーストウッド監督の「ブラッド・ワーク」(原題:Blood Work)の一作品のみ。
しかもこの「ブラッド・ワーク」(扶桑社:[わが心臓の痛み])、"ハリー・ボッシュ"シリーズではなく、FBI捜査官"テリー・マッケイレブ"シリーズだ。
不動の人気を誇る"ハリー・ボッシュ"シリーズは何度も映画化が企画されたが、一度も実現していない。

で、今回の映画化も、別シリーズとなる刑事弁護士"ミッキー・ハラー"シリーズからの同名作品の映画化だ。原作は講談社文庫より邦訳も出ているリーガル・ハードボイルド。リンカーンといっても、ジェフリー・ディーヴァーの"リンカーン・ライム"シリーズのように名前から来た題名ではなく、リンカーンの後部座席を事務所代わりに仕事を請け負う刑事弁護士の話。この主人公、依頼人が無実かどうかはどうでもよく、ひたすら儲け話のみ追いかける。
グラシャムのリーガル・サスペンスものよりもハードボイルド色が濃く面白い。

当初、トミー・リー・ジョーンズが監督するという話もあったが、この企画は惜しくもポシャった。監督は「ハード・クライム」のブラッド・ファーマン、主人公ミッキー・ハラーを演じるのは「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」のマシュー・マコノヒー。2011年3月18日に米公開の予定、日本公開は未定。


最新記事

プライベートリンク

------------------------------------------------------------