デ・パルマがこれから撮るサイコスリラーの話

2010年09月30日 00:11

ブライアン・デ・パルマ監督がまもなく撮影に入る予定の作品は、サイコスリラー作品『トイヤー』(原題:Toyer)となるらしい。

これ、劇作家ガードナー・マッケイの同名小説の映画化となる。内容を映画関係サイトから引用すると、
[トイヤーとは人をおもちゃのようにもてあそぶ者を意味し、美しい女性に心理的な拷問を加えたあげく、薬物を使って昏睡状態に陥らせる連続異常犯罪者の男が主人公。しかし、女性を殺害も強姦もしないため、警察や検察はトイヤーを傷害罪でしか起訴できない。そこで、被害女性の治療にあたっている女性神経科医が、新聞記者と組んでトイヤーをおびき出そうとする]

原作は邦訳も出ていないのだが、実はこの作品2003年に日本でサスペンススリラー/二人芝居として舞台公演されている。
題名は同じ「トイヤー」、女性精神科医役が中川安奈、ここを訪ねて来る俳優の男(もしかして精神異常者トイヤー)に井ノ原快彦。東京グローブ座と大阪近鉄劇場で公演された。

デ・パルマがサイコスリラーって、1984年の「ボディ・ダブル」以来25年ぶりとなるのかな、「ボディ・ダブル」をサイコスリラーの範疇に入れなければ1980年の「殺しのドレス」以来30年ぶりだ。
「ファム・ファタール」以降、「ブラック・ダリア」「リダクテッド 真実の価値」を撮りながら、温めてきた企画との事で、ファンにとっては完全デ・パルマ印映画を期待出来る企画が浮上してきた。楽しみだが、原作の舞台をロサンゼルスからベネチアに変更するという以外、キャスティングも未定、デ・パルマファンにとっては先の長い話である。


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