黒猫の探偵『ブラック・サッド BLACKSAD』

2010年07月31日 00:02

前回のダークホースコミックス映画部門、ダークホースエンタテインメント社が企画している映画化作品がこれ、『ブラック・サッド BLACKSAD』、私の大好きなバンド・デシネの傑作。

アメリカン・コミックがアメコミとも略されるように、バンド・デシネという、主にフランス語圏のコミックはB.D.と略される。これが、どういうモノか知りたければ、飛鳥新社が出している「ユーロマンガ」を御覧頂きたい。
現在vol.1からvol.4までが刊行され、この中に分断の形で『ブラック・サッド』が載っているが、お勧めは単行本で出ている「ブラックサッド -黒猫の男」「ブラックサッド 凍える少女」の二冊。

ファン・ディアス・カナレス作、ファーノ・ガルニド画の、擬人化された動物たちによるハードボイルド。主人公は黒猫の探偵ブラックサッド。

チャンドラーかよと思わせるストーリーもさることながら、ディズニーのアニメーターとしてのキャリアを持つファーノ・ガルニドの絵が絶品。初見の際は、その画力の凄さに言葉を失った、寺田克也が「うますぎる」と書いているのも頷ける。

登場人物は全員動物なんだが、キャラクター分けされた動物達が絶品のハマリ役で登場する。
兎も角、未見の御仁は一度御覧あれ、読後は日本のコミックが落書きに見えます。

…で、映画化の件だが、実は未だ企画だけで、どんなスタイルで映画化するのかさえ不明。CG実写化も3Dアニメも止めて欲しい、出来ればこのままの絵で手書きアニメで動かしておくれ。


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