SF小説「全滅領域」と映画『アナイアレイション』

2018年01月23日 00:17

jefv

ジェフ・ヴァンダミアという作家の"サザーン・リサーチ"という三部作のシリーズがあって、「全滅領域」に始まり「監視機構」と続き「世界受容」で完結するSF小説で、これが結構面白い。

地上に突如出現した〈エリアX〉と名付けられた謎の領域、そこでは生態系が異様な変化を遂げ、拡大を続けていた。…その境界に触れた瞬間、あらゆる物体は消滅し、誰も近づけなかったが、ある日、入口が発見され、調査隊が派遣されたが、次々と全滅、11次におよぶ調査隊が派遣されるも、無事に生還できた隊は存在しなかった。

ここに新たに女性だけの調査隊が派遣されるところから物語が始まるのだが、その中の生物学者の女性の一人称で第一部「全滅領域」は始まる(二部三部では、この手法が変わる)。
この生物学者の主人公にナタリー・ポートマンがキャスティングされ、映画化されたのが『アナイアレイション』で、監督が「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランドである。

米英合作で今年2月に全米公開され、日本公開も決まっているが(公開日未定)、楽しみな作品だ。…小説と違い一話完結になるらしい。
多少ネタばれになるが、エリアX内の生物は(動植物はおろか人間まで)その一部はコピーである。この複製を作った正体について知りたければ、原作を読むか、映画の公開まで待つしかないが、ラヴクラフトのクトゥルフ神話のような趣きもあるホラー系のSFなので、当方も含め、その手がお好きなら期待していいと思う、

『 Annihilation/アナイアレイション』英語版テスター・トレイラー(YouTube)

Atist Pickup ジャン=バティスト・モンジェ

2017年12月05日 18:35

ジャン=バティスト・モンジェ(Jean-Baptiste Monge)、1971年、フランスの西部の都市ナント生まれ、フランスのファンタジー作家でイラストレーターで、現在はモントリオールに在住。
イラストレーターとして活躍しながら、コンセプトアート、ビジュアルアート、キャラデザイン等も手がける。

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ゴブリンやケルトの妖精を描く事が多いが、ウォルト・ディズニーやソニー・ピクチャーズ・アニメーションの仕事も手がけ、自身の出版社も持ち、数多くの書籍を出している。
代表作として「CELTIC FAERIES(セルティック・ファイヤーズ)」が知られている。これはケルトの神話の民間伝承に基づいて描かれた全144ページのフルカラーのイラスト本になる。



Official Site Jean-Baptiste Monge。    ◎書籍「CELTIC FAERIES」紹介ページ
ArtStation - Jean-Baptiste Monge。    ◎FaceBook Jean-Baptiste Monge ページ

Atist Pickup アシュリー・ウッド

2017年09月30日 00:11

アシュリー・ウッド(Ashley Wood)、1971年オーストラリア生まれ、ジャッジ・ドレッド等のキャラクターを手がけ、イギリスのコミック業界で作品を発表し、その後アメリカに渡り、マーベルやDCコミックス等の会社で働きながら作品を発表。
トッド・マクファーレンの"スポーン"の為のグラフィック・ノベルやカバーアートを手がけ、コナミで小島秀夫と一緒に"メタルギアソリッド"の制作に関わり、日本でのファンも多い。
そのアートワークは油彩とデジタルを融合させた作品から、フィギュアのパッケージ画、ペン画と多岐に渡り、クール且つ、ユーモア且つ、迫力がありながらチャーミングな作品が多い。

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2004年にオーストラリアで7174 PTY LTDを設立、エンターテインメント企業として、コミックス、映画、玩具、TVゲーム業界向けのエンターテイメント施設の開発に積極的に取り組み、数々の賞にノミネートされ受賞も多く、出版した書籍、アートブックは多岐に渡る。
クリス・ライオールによる「Zombies Vs Robots」の挿絵や、「World War Robot」の画集が有名で、この二作は「ゾンビvsロボット」 「ワールド・ウォー・ロボット」のタイトルでパイインターナショナル社から日本語訳の単行本も出ていて、同社からは、その他に「アシュレイ・ウッド画集 Zawa-zawa」も販売されている。

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Ashley Wood Official website。    ◎Ashley Wood Instagram Page
Pinterest「Wood」画像。    ◎Pinterest「Ashley Wood」画像

Atist Pickup アンドリュー・タルソーフ

2017年08月24日 00:08

アンドリュー・タルソーフ(Andrew Tarusov)、ロシア産まれのイラストレーターで現在、ロサンゼルスに拠点を置き多方面で活躍中。
ヴィンテージスタイルピンアップが好きで、作品中に、そのスタイルを取り入れる事が多いが、何よりもハリウッド映画とディズニーに関してのパロディ中に、その手法が反映され、セクシーな作品が多く、ファンも多い。
ロシア革命100周年に捧げた"革命"と題された2017年のカレンダーは全てピンナップでまとめられている。

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大人の色気が漂うセクシーなディズニーヒロイン達を描いたり、年をとったアニメ・キャラを描いたり、もし、ディズニーの名作を、ティム・バートン監督が手掛けたら、とかのテーマ別でまとめた作品等、ウィットに富んだ作品も多い。

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Andrew Tarusov -Illustration, Pin-Ups & Animation。    ◎Gumroad Page Andrew Tarusov
Tarusov is creating Pin-Up & Sexy Comics。    ◎Pinterest「Andrew Tarusov」画像

『DARK STAR H・R・ギーガーの世界』9月日本公開、同時にアート展も開催。

2017年08月17日 00:02

二年前の2015年4月に当サイトで”『ダークスター:H.R.ギーガーの世界』という映画”のタイトルで紹介した作品が、日本で劇場公開される事になった。

公開邦題名は『DARK STAR H・R・ギーガーの世界』(原題:Dark Star: H.R. Giger's World)。公開日は、9月2日(土)から、東京はヒューマントラストシネマ渋谷。9月9日(土)から東京都写真美術館ホール及び、シネマート心斎橋にて公開される。なお、全国順次の他の地区の予定は下記のオフィシャルサイトから確認いただきたい。

「H.R.ギーガー財団」の公認のドキュメンタリー作品で、監督はベリンダ・サリンという女性。99分のドキュメンタリー作品になる。

なお、同時に、この作品公開記念として、『H・R・ギーガーポスター&アート展』も、タワーレコード渋谷店で開催される。この開催に関しては東京以外での告知は未だない。

折しも、リドリー・スコット監督の「エイリアン:コヴェナント」が9月15日(金)より公開になる。
9月はギーガーファンにとっては、落ち着かない日々が続きそうだ。

『DARK STAR H・R・ギーガーの世界』日本語オフィシャルサイト
『DARK STAR H・R・ギーガーの世界』公開記念 H・R・ギーガー財団公認『H・R・ギーガーポスター&アート展』告知サイト


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