日本公開予定作品『ドント・ブリーズ』『バイオハザード ザ・ファイナル』『ワイルド わたしの中の獣』

2016年12月03日 00:01

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『ドント・ブリーズ』(原題:Don't Breathe)  12月16日(金)TOHOシネマズ新宿他。
リメイク版「死霊のはらわた」のフェデ・アルバレス監督による低予算ながら全米で大ヒットを記録したショッキングスリラー映画。
強盗を企てた若者3人が、簡単な獲物として、地下に大金を隠し持っていると噂される盲目の老人の家に強盗を企てるが、超人的な聴覚を持つその老人は、さらに想像を絶する異常な本性を隠し持つ人物だった。
『ドント・ブリーズ』日本語オフィシャルサイト

『バイオハザード ザ・ファイナル』(原題:Resident Evil: The Final Chapter)  12月23日(金)新宿バルト9他。
ミラ・ジョボビッチ主演、ポール・W・S・アンダーソン監督の人気アクションシリーズの、スタートしてから13年目となるファイナル作品。
日本のタレントでありモデルのローラが、アリスと共闘する女戦士コバルト役でハリウッドデビューを果たした事で話題にもなっている。
『バイオハザード ザ・ファイナル』日本語オフィシャルサイト

『ワイルド わたしの中の獣』(原題:Wild)  12月24日(土)新宿シネマカリテ他。
女優としても活動するニコレッテ・クレビッツが監督・脚本を務めたドイツ映画。…1匹のオオカミに魅せられ心を通わせるうちに、秘めた欲望が覚醒していく女性の姿を描く衝撃作。
職場と自宅を往復するだけの単調な日々を送るアニアは、住んでいるマンションの前にある森で1匹のオオカミに出会う。その野性に心を奪われた彼女は、オオカミを捕まえマンションの自室に連れ込むことに成功するが…。
『ワイルド わたしの中の獣』日本語オフィシャルサイト

DVD『グランドフィナーレ』鑑賞/雑感

2016年12月01日 08:25

迂闊にも、この監督の作品は初見だった、『グランドフィナーレ』(原題:Youth)。

パオロ・ソレンティーノ、この監督の作品、数は多くない、だが今まで観てこなかった事を後悔した。…マイケル・ケイン、ハーベイ・カイテル、レイチェル・ワイズ、ジェーン・フォンダ、このそうそうたる出演陣に引かれての鑑賞ではあったが、その凄さに圧倒された。

当初は何やら、ウェス・アンダーソンの「グランド・ブタペスト・ホテル」に似ているな、という印象だったが、これはグランドホテル方式と呼ばれる群像劇のような冒頭と、両方共、似たような建物が舞台のせいで、やがて、この感覚はフェリーニに近い、と思うようになる。

エンド・タイトルに"フランチェスコ・ロージに捧ぐ"の文字が出る。
…昨年、亡くなったフランチェスコ・ロージは、ルキノ・ヴィスコンティに師事したイタリア映画の監督で、フェリーニ、ヴィスコンティと、連綿と続くイタリア映画の巨匠達の才能が、このパオロ・ソレンティーノにも受け継がれている。

決して、誰彼、構わずお勧めできる映画ではないが、映像美、音楽、登場する不思議な人物たち。全てがシュールで、至福の映像体験をもたらしてくれる映画だ。

マイケル・ケイン演じる老作曲家、ハーベイ・カイテル演じる老映画監督、この二人のやりとりの演技を観ているだけでも楽しい、おまけに後半近く、すっかり老いていながら大女優の風格を漂わせたジェーン・フォンダが登場する。
…大きなストーリーは存在せず、美しいイメージの連続と、かなり不思議なエピソードが数多く絡みあった、美しく見応えのある映画だった。

『グランドフィナーレ』日本語オフィシャルサイト

DVD『アウト・オブ・コントロール』鑑賞/雑感

2016年11月29日 00:19

劇場未公開、DVDダイレクト・リリースのカナダ産映画、『アウト・オブ・コントロール』(原題:88)  。…原題は"88"なんだが、邦題が"制御不能"になっている。この題名、製作中の中国映画にも使われるタイトルなんだけどね。

まぁ、見るからにB級臭を醸し出している雰囲気の作品だが、脇でクリストファー・ロイドとマイケル・アイアンサイドが出ているではないか。…という訳で鑑賞する事に。

クリストファー・ロイドは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」での"ドク"役が有名で、結構、色々な作品に顔を出すが、セス・マクファーレンの「荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~」で、まさかの"ドク"役で登場もしている。
マイケル・アイアンサイドは、クローネンバーグの「スキャナーズ」主演で注目された悪役が多い俳優。

主演の女優も監督も無名なんで、他に期待せずに鑑賞したが、何だ、この滅茶苦茶な作品は。
開始から物語の時間軸がシャッフルされすぎていて訳が判らない、監督は、この手法がスタイリッシュだと勘違いしたまま進行するので、観客は置いてけぼり。
さらに、タランティーノの影響を受けていると覚しきショットの繋ぎ加わり、監督だけが判っていて観客置き去りの物語の暴走が延々と続く。

一応、ラスト近くで、ジグソーパズルよろしく、ばらばらのピースを組み立ててはみせるが、最早手遅れで、グチャグチャのまま物語が終わる。…そういやぁ、冒頭に、主人公が解離性遁走なる精神性疾患で、心的外傷が引き金で、記憶を失い.幻覚を見る事がある、とか説明していたなぁ、と思い出しても、…観客はフラッシュバック過多に疲れて、つまらない作品を観た印象しか残らない。

"アウト・オブ・コントロール"って、この映画の製作方法の事だったのね。

アルバトロス:『アウト・オブ・コントロール』日本語オフィシャルサイト

DVD『ザ・フォージャー 天才贋作画家 最後のミッション』鑑賞/雑感

2016年11月26日 09:03

今年六月に単館上映同様に公開された犯罪映画、『ザ・フォージャー 天才贋作画家 最後のミッション』(原題:The Forger)。
監督は本作が劇映画デビューとなるフィリップ・マーティン、主演はジョン・トラヴォルタ、その父親役にクリストファー・プラマー、息子役に「X-MEN;アポカリプス」でサイクロプスを演じたタイ・シェリダン。

原題の Forger ではさすがに内容が判りにくいと思ったか、邦題は副題を付加された為、美術系のミステリー・サスペンス映画然となったが、内容は普通の犯罪映画なので、そこら辺りを期待して観ると、いささか思惑が外れる。

服役中の天才贋作画家が息子がガンを患っていると知り、暗黒街を牛耳るボスに頼み込んで出所する。その交換条件は3週間以内にモネの名画をすり替えて盗み出す事。
どちらかといえば、親子三代の家族愛(…というか親子三代犯罪者)を描く犯罪映画である。

…トラボルタの天才贋作画家って、どうみてもミスキャストで、彼が絵筆を握り、モネの贋作に勤しむ場面は、困った事にコメディにしか見えないので、映画はそこは適当に流している。
物語の面白さは、主人公が心を通わそうとする一人息子とのやりとりにあり、そこら辺りをトラボルタが奮戦する描写が面白い。

息子の希望を叶える為に、別れた母親(実はジャンキー)に逢わせる場面とか、初体験の相手を都合してやるシーンが、面白いので、全体的には結構、間抜けな映画なんだが、そこそこ楽しめる。

『ザ・フォージャー 天才贋作画家 最後のミッション』日本語オフィシャルサイト

Atist Pickup ロイス・バン・バールレ

2016年11月24日 00:03

現在、全ての作品をPhotoshopで作成している、オランダで生まれの女性デジタルアーティストでアニメーターの、ロイス・バン・バールレ(Lois van Baarle)の紹介。
1985年生まれ、現在30歳、2004年に高校を卒業後、ベルギーでアニメーションを学び、現在はオランダのユトレヒトでフリーランスのイラストレーター、アニメーターとして活躍中。
チャーミング、コケティッシュな女性を描き、巾広いファン層を持っているアーティストであり、彼女の Facebook のフォロワーは百万に迫っている

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書籍やHP上で、その作成過程を公開もし、次世代のデジタルアーティストの為にチュートリアルも提供している。
その著書「The Art of Loish: A Look Behind the Scenes」は、日本でも Amazonのこちらから、購入も出来る。

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Loish.net 。   ◎ The Art of Loish: A Look Behind the Scenes
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Instagramページ。   ◎ Pinterest Loish art

日本公開予定作品『ブレア・ウィッチ』『マックス・スティール』『ローグ・ワン STAR WARS STORY』

2016年11月22日 00:01

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『ブレア・ウィッチ』(原題:Blair Witch)  12月1日(木)TOHOシネマズ新宿他。
1999年公開、低予算作品で記録的な大ヒットとなった「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の17年ぶりとなる続編。…POV方式、モキュメンタリー演出で話題となり、以後、追従作品が山ほど作られ、ブームの火付け役となった作品の正式な続編。
監督はハリウッド版「デスノート」の監督アダム・ウィンガード。ちなみに、2000年公開の「ブレアウィッチ2」は"正統な続編ではないとの事。
『ブレア・ウィッチ』日本語オフィシャルサイト

『マックス・スティール』(原題:Max Steel)  12月3日(土) ヒューマントラストシネマ渋谷他。
世界的玩具メーカー、米マテル社の人気アクションフィギュアシリーズを実写映画化。16歳の少年が、エイリアンのスティールと一体化することで「マックス・スティール」に変身、戦う姿を描くSFアクション。
監督はスチュワート・ヘンドラー、主演はベン・ウィンチェル、共演としてアンディ・ガルシア、マリア・ベロ等が脇を固めている。
『マックス・スティール』日本語オフィシャルサイト

『ローグ・ワン STAR WARS STORY』(原題:Rogue One: A Star Wars Stor)  12月16日(金)全国公開。、」
「スター・ウォーズ」シリーズのEP3とEP4の間の世界を描くスピンオフの第1弾となる物語。
ハリウッド版「GODZILLA」のギャレス・エドワーズが監督。主人公役は「博士と彼女のセオリー」でアカデミー主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズ。共演陣にドニー・イェン、フォレスト・ウィテカー、マッツ・ミケルセン等がキャスティングされている。
帝国軍の「デス・スター」の設計図がいかにして反乱軍の手にもたらされたのかを明らかにする物語となる。
『ローグ・ワン STAR WARS STORY』日本語オフィシャルサイト

DVD『ZIPPER ジッパー エリートが堕ちた罠』鑑賞/雑感

2016年11月19日 00:35

『ZIPPER ジッパー エリートが堕ちた罠』(原題:Zipper)、邦題がやたら長いが、原題はジッパーのみ、これってもろ男性のスラックスに付いているジッパーの事。

先月に何本か紹介している、新宿シネマカリテの「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」で上映された作品と同じ企画上の映画ではあるが、SFでもホラーでもなく、ミステリーとも言えないタイプの作品。

…一応、官能サスペンスとかセクシャル・スリラーとか謳われてはいるが、合っているのは官能とセクシャルのみで、「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキーが製作総指揮を取った大人向けドラマで、主演がパトリック・ウィルソン、共演にリチャード・ドレイファス、レナ・ヘディ等が参加している。

監督は新人のモーラ・スティーブンスなる女性監督なんだが、この監督が、男の駄目さ加減を、思い切り丁寧に且つ、容赦なく描いていて、まぁ、飽きずに観ていられるんだが、面白かったかと訊かれると、残念ながら、それほどでも無い。

男の下半身問題をストレートに描くのはいいんだが、観ていて、男って情けねぇなぁと気分が鬱になる作品でもあり、結局、男も女も救われない内容でした。、

…主役のエリート連邦検事と高級娼婦の絡みも結構、画面に登場するけど、現在の映画界ではハードとは言えないシーンになっていて、そこら辺りを期待しても残念感あり。

『ZIPPER ジッパー エリートが堕ちた罠』日本語字幕予告編(YouTube)

DVD『フィフィス・ウェイブ』鑑賞/雑感

2016年11月17日 08:23

どうも評判が悪い作品らしいのだが、結構好きだった「アリス・クリードの失踪」を撮ったJ・ブレイクソンのSFミステリーという事で鑑賞、『フィフィス・ウェイブ』(原題:The 5th Wave)。

「アリス・クリードの失踪」については、こちらを参照願いたいが、その2012年の記事で、ブレイクソン監督の次回作は、1800年代のシカゴの大火を題材した物語になるらしい、と書いたが、どんな紆余曲折か、このSFミステリーになった。主演がクロエ・グレース・モレッツ。

…ある日、地球上空を巨大な飛行物体が周回、人類が"アザース"と呼んだ地球外知的生命体は人類に攻撃を開始した。彼等の4度の攻撃で人類の99%が死滅、クロエ扮する女子高生が、離れた弟を救うため、子どもたちが集められている基地へ向かう。

と、まぁ、こんな話ではあるんだが、エイリアンは、既に人間に姿を変えて社会に紛れ込んでいる設定で、その姿を一度も見せず、エイリアンの飛行物体も、CGがしょぼく、如何にもな低予算映画に終始した。

これはもう、シナリオが最悪で、どんな映画にしたかったのか支離滅裂。冒頭はエイリアンの侵略による終末ものかと、思うが、中盤はクロエの冒険もので、後半は軍隊プラス恋愛もの。
おいおいと突っ込んでいる内に勝手に終わってしまう。…さすが原作がライトノベル。

これを観てがっかりした100%の方々に、この監督の名誉の為に伝えておくが、「アリス・クリードの失踪」は傑作です。未見のかたは是非一度、ご覧あれ。

『フィフィス・ウェイブ』日本語オフィシャルサイト

リュック・ベッソンのSF大作『ヴァレリアン』予告編登場

2016年11月15日 00:01

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当サイトで時々、"映画化企画始動のお知らせ"というのをを載せる事がある。まぁ、当方の趣味の範囲内の作品に限られてはいるのだが、…撮影はおろか、キャスティングさえ未定の企画段階の事ゆえ、往々にして立ち消える、ポシャる事が殆どである。

アクセス解析内から、どのようにして当サイトにたどり着いたかを見る事が出来る検索キーワードでも、そのような記事を手繰って、お越しになる方もいられるので、全て実現する企画にならないのが、残念ではあるのだが…。

そんな中で、まずはこちらの記事をご覧いただきたい。2012年7月に拾ったニュースから書いたもので、"リュック・ベッソン 実写映画化『ヴァレリアン』"
…4年以上前に載せたものだが、リュック・ベッソン映画化が実現し、その予告編が登場してきた。劇場公開は来年2017年の夏、日本公開さえ未定ではあるが、予告編を鑑賞したら、俄然、観たくなった。

自身の「フィフス・エレメント」をスケールアップしたかのような未来都市の描写から始まり、「スター・ウォーズ」シリーズに勝るとも劣らないシーンの羅列に、期待感が半端なく膨らみます。
前回、4年前と重複しますが、原作の"『ヴァレリアン&ロールリンヌ』オフィシャルサイト"も参照ください。

「Valerian」Official Movie Site

DVD『ラザロ・エフェクト』鑑賞/雑感

2016年11月12日 00:26

ドキュメンタリー映画「二郎は鮨の夢を見る」のデビッド・ゲルブ監督によるホラー映画、『ラザロ・エフェクト』(原題:The Lazarus Effect)。

研究者フランクと婚約者のゾーイたち研究者グループは「死者を蘇らせる」ことができる「ラザロ血清」の研究に日夜没頭していたが、実験の最中にゾーイが事故で感電死してしまう。フランクは研究員の制止を振り切り、ラザロ血清をゾーイに投与して彼女を死の淵から蘇らせることに成功する、禁断の領域に踏み込んでしまった研究者たちの恐ろしい体験を描く。

この監督は悪くないんだけど、如何せんシナリオがありきたりで損してる作品。スティーブン・キングの「ペット・セメタリー」とリュック・ベッソンの「LUCY/ルーシー」を掛け合わせたような内容で、死者を蘇らせる血清の投与で、使われていない脳の部分が活性化し、超人的な能力が目覚める‥と言う物語なんだが、いまいち新鮮味無し。

人間より先に血清を投与した犬が凶暴化していく展開も、最初はもしかしたら「アルジャーノンに花束を」のネズミのような伏線の役割を果たすのか、と思いきや、さにあらず。
小規模にまとめて、適当にびっくりするシーンも挟んでいるが、全部中途半端に放り出した感のあるラストで残念。

なんでこの監督、ジェイソン・ブラムのプロダクションと組んだんでしょうねぇ、前作とは180度違う映画なんで、不思議な気がします。
ちなみにこの監督の前作「二郎は鮨の夢を見る」は、YouTubeで全編、鑑賞可能、しかも日本語の会話のみで英語の字幕も入らないバージョンなんで、興味ある方は下のリンクからどうぞ。

『ラザロ・エフェクト』日本語オフィシャルサイト
Jiro Dreams of Sushi 2011 720p BluRay(YouTube)


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