2023年02月18日 21:26

『ザリガニの鳴くところ』(原題:Where the Crawdads Sing)。
昨年秋に日本公開があって、早いペースでプレミア配信が開始され、原作を読んでから観たかったが、結局読まずに映画を先に観賞。
ノースカロライナ州の湿地帯で、金持ちの青年が変死体となって発見されるところから物語が始まる、湿地帯で育った少女カイアが犯人として疑われた。彼女は6歳の時に家族に捨てられて以来、学校へも通わずに湿地の自然から生きる術を学び、たった1人で生き抜いてきていた。彼女にかかった殺人容疑の真実は…
ミステリーではあるが、彼女の世界に迷い込んだ一人の少年がいた事から、成人した二人のラブロマンスの描きに主流が置かれ、さらに後半は彼女の裁判がメインの法廷物として話が進行する。
一人の女性が湿地で生きていくための本能が、その湿地での生物から学んで来たという展開が、最終の説明になる、
まぁ、成る程とは思うし、真犯人探しの面白さを維持したまま、最終章まで進むので面白い事は面白いのだが、色々と設定に無理があるので、そこら辺りに目を瞑らなければならないのが欠点ではある。
◎ 『ザリガニの鳴くところ』日本語オフィシャルサイト。
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